おひとり様で女性が起業する場合、最初に気になるのがお金です。特に初期の場合、売り上げより経費や出費が多くなることも…おひとり様女性起業家こそ、効果的にお金を使用したいですよね♡ですが、そこには落とし穴があります。初期こそお金以外にも目を向けて頂きたいのです。
目次
1.初期の女性起業家が陥りがちのこと
2.セミナージプシーがオススメできない理由
3.本当に大切なこと
4.必要なのは判断
5.終わりに
初期の女性起業家が陥りがちのこと
講座・セミナーにのみお金を使うことです。起業する上で必要なビジネスのこと、マインドや専門知識…起業という新しい世界に飛び込むからこそ、知らないことが多い分、学びに使う方が多いです。学びへの自己投資は重要です。ですが、効果的に学ばないと、セミナージプシーになる可能性があります。
セミナージプシーがオススメできない理由
「もっと深く学びたい」「違う知識を身に付けたい」「思っていたのと違った」「先生が合わない」…様々な理由で次々と学びを深めてしまいがちです。学びを深めるのはとても重要なことですが、それ以上に大事なのは「実践」です。実践なく知識だけを詰め込んで、あなたのお客様は来てくださるのでしょうか?
「学ぶことが趣味」「副業として収入面より充実度を優先させたい」という場合、どんどんセミナーにご参加ください。ですが、「起業しよう」と思っているあなたはちょっと待ってください!お金と同じくらい大切なことがあります。
初期の女性起業家にとって大切なこと
お金はもちろん大切ですが、以下も重要です。
- 時間
- 労力
- 商品・サービス
時間
起業初期はしなければいけないことが沢山あります。「開業届」1つとっても、書きかたや管轄の税務署を調べます。当たり前ですが、屋号や開始日も自分で決めます。「屋号」もすぐ決まればいいですが、あなたのサービスの「顔」となるもの。しっかり考えたいですよね。
あなた自身が考えないといけないこと・決めないといけないことが沢山あるので「時間」がいくらあっても足りず、気づいたらこんな時期に?!なんて可能性もゼロではありません。
労力
決めなければいけないことがあるので労力も必要です。女性はライフステージによって仕事にかける時間も変わります。24時間365日起業について考えたいのであれば別ですが、家事や育児、日常生活や休息など必要なこともあります。(休息は絶対必要です!)
また慣れていないことが多く、1つ1つに時間と労力がかかります。そのため、全てを抱え込むとタスクが終わらなくなってしまいます。また重要なことに取り組めなくなってしまう可能性があります。
商品・サービス
仕事は「誰かに何かを提供する」ということです。その提供する商品やサービスはあなたのビジネスの中核です。その商品が適当だったり、イマイチだと購入してくださるお客様はいるでしょうか?1度は買っていただけたとして、リピートしてくださるでしょうか?そしてあなた自身が、「自信が持てない商品」を売りたいですか?
とにかく商品を良いものにすること!!初期こそ、これが1番重要です♡まずは自分が「絶対いい!」と思える商品にしましょう。私の先生である千葉ゆうかさんも「商品が大切」だとよく仰います。起業ベテランでなければ起業初心者です。長年の経験後、企業から独立し、会社員時代と同じお客様に同じサービスを継続するとしても…「あなただけの価値」が必要です。
必要なのは判断
商品を磨くためには時間・労力時にはお金も必要です。そのため、やることが多い女性起業家初期にとって必要なのは「自分にとって必要な作業かどうか」を判断すること。
たとえば、自分がそれなりに絵がかけたとします。そこで、「アイコン用のイラストが欲しい」と思った時に、自分で描くのか?です。自分で描けないこともないけれど、「確実に上手な人に頼んだ方が早くて綺麗」、「アイディアを考えなくて良いから時間が作れる」などの場合、初期こそ頼むことをオススメします。これからイラストの仕事をしないなら、あなたにとってアイコンを上手にかけることは必要とは限らないからです。
全て自分でやるよりも「苦手」「必要性が低い」ことは別の方にお願いするのも重要です。その分、あなたの時間と労力が確保されます^^そこで本当に必要なことに力を入れられます。「自分が全てやらないといけない」訳ではないんです♡優先順位をしっかりつけましょう。
終わりに
初期のおひとり様女性起業家はしなければいけないことが沢山です。お金・時間ともにかかります。お金に関しては売り上げとして後から回収することが可能です♡一方、過ぎ去った時間は元には戻りません。
あなたが、「何を得意とし何を苦手とするのか?」を見極め、苦手なことや習得する必要性が低いことは、できる人にお願いするのがオススメです^^「本当にあなたにとって必要なこと」に時間をかけること、それがあなたのビジネスを長期的に発展していく上でのキーとなります。
お読みいただき、ありがとうございました。