おひとり様女性起業家にとって大きな力となるのがホームページです。ですが何の目的もなく、ただホームページがあれば良い訳ではありません。あなたのお客様や未来のお客様に響かなければ、必要な人には届かないことになります。そのために1番最初に決めるのが「お客様」これはホームページだけでなく、ビジネスをする時と同じです。まずは「誰に届けるのか?」を考えましょう^^
目次
1.ホームページの目的
2.お客様が大切な理由
3.お客様の設定方法
4.終わりに
ホームページの目的
ホームページを作成・運用する目的は様々ですが、ホームページ自体の目的は「検索者の疑問・困りごとの解消」「情報の取得」です。SNSと大きく違う点はお客様からのアクションが1つ入ること。検索エンジンの検索窓に、自ら調べたいことを入力しないと、検索結果は出てきません。
お客様が大切な理由
ビジネスと同じですが「誰に届けたいのか?」が決まらないと、響くホームページは作れません。何となく素敵で綺麗なデザインのホームページなら作成は可能ですが、本当に届けたい人に届くホームページにはなりません。
ホームページに使うキャッチフレーズ、キーワード、動線、アクション方法、写真や画像、投稿内容…これら全て「お客様に届けるために設計」されているのです。だから、検索してヒットしたサイトがクリックされ、そこからお申し込みや購買に繋がるのです。
例えばアイシングクッキーをプレゼントしたいと思っている人の場合。「自分で作る/受注する」「自宅で作る/教室で作る」「デザイン「色」「雰囲気」「素材」「値段」「場所」「プレゼント相手」…私はアイシングクッキーのプロではありませんが、少し考えただけで選択ポイントがいくつも出てきます。
そこで、アイシングクッキーを極めたい講師の方なのか、全くの初心者で教室に通いたい方なのかによって、選ぶ教室は変わります。あなたにはどんなお客様に幸せになって頂きたいのか?詳しく設定していく必要があります。
お客様の設定方法
お客様は具体的に決めていきます。抽象的な表現だと当てはまる人が多すぎて、誰にも当てはまりません。「服が欲しい人」だとほぼ全員に当てはまりそうですよね?「オシャレが好きな20代前半女性で、レストランで着る上品なワンピースが欲しい人」の方が具体的です。(これでもまだ抽象的です…)
私の先生である千葉ゆうかさんは「具体的にするとは、全員の想像が1通りに定まること」と仰っています。ですので「オシャレが好きな→どんなブランドが好きな」「上品なワンピース→白い膝下丈、ウエストマークされたノースリーブワンピース」の方が具体的です。
具体的にお客様を設定することで、実際に検索者の中で「私のことだ!」と思ってくださる方が現れます。表現があまりにも一般的すぎると、共感がしづらく、自分ごとに思いにくいです。「秋になったらお出かけしよう」と「おでかけの秋、紅葉を見に京都へ行こう」だと後者の方が「京都行きたい」と思いやすいですよね♡
反対に誰の心にもそれなりに響くもの、「秋になったらお出かけしよう」は誰の心にも深く残りません。「涼しくなったらお出かけしようかな」と思う程度です。検索というアクションを起こしたお客様が「詳しく見よう」とは思えないかもしれません。すると、他のサイトを探しに行かれる可能性が高くなります。検索者は「疑問を解決したい」「情報を得たい」のですから。
終わりに
ホームページもSNSもビジネスと同じように「誰に届けるか」を決めることが重要です。誰に届けるか?が決まらないと、誰の心にも響かないものになります。どんなお客様に届けたいのか?をじっくり考えてみてください。
「お客様」が決まれば、お客様の目に留まりそうな投稿を続けていけば良いのです^^1度決めたお客様を決めても、状況やサービス内容のブラッシュアップによって変わることもあります。定期的に「お客様像」についてもブラッシュアップして、意識しましょう^^
お読みいただき、ありがとうございました。