おひとり様女性起業家にとって資料作成や画像・バナー作成をする機会はそこそこあるかと思います。初期から外注するのも費用的に厳しかったり、「一度は体験してみたい」「自分でやりたい」と思って作成したもけど、何となく思ったイメージと違ったり…
もしかしたら「色の選び方」を変えることで、あなたの画像や資料がぐっとオシャレに統一感が出るかもしれません!そこで、今日は色選びの基本、「色のベース」について書こうと思います。
目次
1.色とは
2.色の構成要素
3.上手な色の選び方
・色の見分け方
・自分で色を選ぶ時の注意点
・どこまで色を意識する?
4.終わりに
私は独学で「色」について勉強していますが、興味を持ったきっかけは「パーソナルカラー診断・骨格診断」を5年ほど前に受けたこと。当時、先生の話される「色」の話がとても興味深く、そこから少しずつ色について考えることが多くなりました。
色って何?
物が光に当たり反射した光が目を通じて脳に認識され、「色」となります。実は無色透明に見える光には色がついています。光の正体は電磁波なのです。
色の構成要素
人間は3つの要素から色を認識すると言われているそうです。「色相(色の種類)」「明度(色の明るさ)」「彩度(色の鮮やかさ)」。パーソナルカラー診断の場合は「清濁(白黒を混ぜた度合い)」の観点も必要です。(新はじめてのパーソナルカラー トミヤママチコ著より)
上手な色の選び方
色を選ぶ際に1番意識することは「色のベースを合わせる」ことです。色のベースとは上の構成要素でいう「色相(色の種類)」。それぞれの色の中で青み寄りの色、黄み寄りの色を判断しています。
それぞれの色は「青みがかった色(ブルーベース)」「黄がかった色(イエローベース)」に分けることが出来ます。赤≠イエローベース、紫≠ブルーベースです。赤や、紫だけでなく各色それぞれイエローベース、ブルーベースの色があります。
余談ですが、パーソナルカラーの場合はブルーベースにオレンジはないそうです。それはオレンジの強い黄色味がブルーベースの方が不得意なことが多いから。どうしてもオレンジを選びたい場合はオレンジに見える範囲で青み寄りの色を選びましょうとテキストに記載がありました。(新はじめてのパーソナルカラー トミヤマミチコ著より)
色の見分け方
私が当時の先生に教わった例は「赤」色の見分け方。イエローベースは黄色味の赤「トマトの赤」です。ブルーベースは青色味の赤「スイカの赤」です。自然界にある色や食べ物の色などはイエローベースのものが多いと教えて頂きました。
色については意識して見ていくと段々見分けられるようになると教わりました。その当時、先生は「絵の具を混ぜて色を作りながら色の違いを実感していく」という1dayセミナーも開催されていた記憶があります。イメージがつきにくい方は実際に絵の具を混ぜてみるのも1つの手かもしれません。
そしてお店で色を選ぶ際は照明に注意してくださいね!今回はPCやスマホ上で色を選ぶことについて書いていきますので、画面の明るさとスマホの保護フィルムの色にご注意ください。またPCの種類等によって若干表示色が違うこともあるそうです。ですが、大きな違いはありませんので大丈夫と考えて良いと思います。
自分で色を選ぶ時の注意点
自分で色を選ぶときは、ベースの色が同じ系統のものを選んでいくとチグハグ感がへり、画像に統一感が出てきます。画像に挿入する図形や文字の色もです。特に大きい面積や目立つもののベースは合わせておくと良いかと思います。
よくオシャレブロガーさんなどがワントーンコーデ(上下グレーなど)をされています。その時にオシャレに見えるのは「同じベースの色を組み合わせているから」です。だから同じグレーでも上下ともブルーベースかイエローベースで統一されています。そしてオシャレな方は意識しなくても自然と出来てしまう方も多いとか♡羨ましい限りですよね!もちろんワントーンコーデの場合は色合わせ以外にもスタイルという重要な要素がありますが、確かに自分の洋服で組み合わせると何だか変…なのはベースが理由だったりもします。
どこまで色を意識したらいい?
個人的にブログや記事内の画像同士はベースをそこまで気にしなくても良いかと思っています。(ベースよりかは明るさ(トーン)を合わせた方が統一感があるように見えます)もちろん、こだわれる場合は合わせていくと綺麗に見えるかなと思います。特に、1枚の画像や資料の場合、狭い範囲に複数の色があります。そのため、違う印象の色が混じるとチグハグ感を感じやすいのかな?と思っています。
色は基本的に組みわせて使用し、単色での使用は少ないです。そして配色の目的は「伝えること」です。あなた画像や資料も「伝えること」が目的ではないでしょうか?
女性は特に第一印象が大事!
女性は特に第一印象で良くないと感じると見てもらえないことも多いとのこと。(ネットで「女性」に売る 谷本理恵子著より)確かに、一瞬のうちに「かわいい」「ちょっと違う」など無意識に判断していることも多いと私自身は思います。同じようなサービスやブログは沢山あるのに、実際に習ったりブログを読んだりする時は全員を読むことはほぼないですよね。狭いマーケットの中でも無意識にあなたの好みや抱く印象から、あなた自身が選択しているんです♡
画像や写真など目が行きやすい分、伝わる印象が決まりやすいです。もちろん!配色やセンスに自信がある場合はどんどんオリジナルセンスを磨いてください♡でも、そうでない場合は「不快を与えない」「なんかいいなと思ってもらえる」配色を目指すこともポイントです。
私たちはサービスや情報を届けるためのツールの1つとして画像を利用します。目的は「素敵な画像やオリジナル感を出すことではない」ことも多いのではないでしょうか。画像も資料もお客様や未来のお客様に響く、伝えるためのもの。色の好き嫌いや感覚もありますが、チグハグ感は少しの工夫で抑えることが出来ます。その小さな心遣いの積み重ねも、あなたがビジネスを続けていく上で大切な資産になると思います。
ですが、ファッション・メイク系やハンドメイド系、芸術系の方はご自身のこだわり配色を貫くことも必要だと思います。あなたが「誰に」「何を」「どうやって」届けたいのか?ですよね♡
終わりに
色の調和がとれていると美しく見えるし、安心します。目的によって選ぶ色が変わるかと思います。今後は色の与える影響や印象についても書いていく予定です。
画像作成が苦手な場合でも大丈夫です!経験していくとわかってくることも沢山あります。「なかなかうまく画像が作れなくて、時間がかかてしまう」時の参考にでもして頂けたら嬉しいです!
お読み頂きありがとうございました。