おひとり様女性起業家でSNSビジネスを行う場合、必須なのがライティング技術。同じ内容でも伝え方によって、お申し込みやお客様の認知が変わってきます。折角あなたが心を込めて行うサービスです。多くの人に届けられるための基本的なスキルについてお伝えします。
目次
1.ライティング技術の必要性
2.投稿のコツ
・文章を簡潔に書く
・二重否定をしない
・2人称を意識する
・キーワードを盛り込む
・こそあど言葉に注意
3.ジャッジしない
4.完成後は音読を
5.多くの方に届けるからこそ気をつけるポイント
終わりに
ライティング技術の必要性
ライティング技術は読みやすくする技術です。あなたがファンの方が多い有名人・著名人の場合、ライティング技術を使わなくても、ファンの方はホームページの投稿やブログを読んでくださると思います。あなたファンだから「あなたらしさ」が魅力なのです。
一方で、あなたがこれからファンの方を増やしていく場合、ライティング技術が必要です。知らない人の記事やブログを読むためには「読みやすさ」「伝わりやすさ」が重要だからです。
投稿のコツ
ホームページ投稿やブログを書く上で基本的なコツをいくつか紹介致します。文章には口癖と同じように「書き癖」があります。自分では気づかない書き方や言い回しがあったりします。それは個性と捉えられる一方で、読みづらい場合は離脱に繋がります。
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- 文章を簡潔に書く
- 二重否定をしない
- 2人称を意識する
- キーワードを盛り込む
- こそあど言葉に注意
文章を簡潔に書く
SEO対策の観点からも長い文章や回りくどい文章は良くありません。シンプルかつ相手にわかりやすい言葉や言い回しを意識しましょう。文章は短く、句読点(、)を少なくします。ホームページ投稿の場合、他のブログと比較すると文章を読み慣れている人が多いです。しかし、長い文章では主語述語がわかりづらくなります。文字数制限もありませんので、短く区切って書くようにします。
また自信がなく「〇〇のように思います」という表現も「〇〇と思います」で伝わりますよね?その間に入っている言葉が、まろやかな印象を与える一方で、自信のなさと長い印象を与えてしまうこともあります。
二重否定をしない
二重否定とは「〇〇しないこともない」などの表現。一見ややこしそうに見えるため、「使ってない」と思いがちです。しかし、気をつけてみると「なくはないような…」など使うこともあります。二重否定は簡潔に「〇〇ない」と表現できるよう意識しましょう。
2人称を意識する
初期の起業家に多いのがこちらです。ブログやホームページの投稿などは「一人のお客様に対してお手紙を書くように書く」ことをオススメされます。全員の心に届くものは誰の心にも残りにくいです。それよりも「とっておきのあなたのお客様」に響いて欲しい。
ですが、その際、2人称に「皆さん」と使われる方が多いです。「皆さん、こんにちは」など。一人の人にお手紙を書くのに、「皆さん」は合いません。「みなさん」の一言が出てくると一気に個人宛→大勢あてになる印象があります。
キーワードを盛り込む
これはSEO対策の観点です。検索されやすいキーワードを意識的に盛り込むことが、SEO対策では重要とされています。ですが、ホームページの投稿だけでなく、ブログもキーワードを決めることで話がブレにくく、統一感がでます。またブログ自体もSEO対策は可能です。毎回、ブログテーマを決める際にキーワードも意識するといいでしょう。
こそあど言葉に注意
こそあど言葉を使いやすい人は要注意です。本来、こそあど言葉は前に示された言葉に対して使うものです。ですが、「先にこそあど言葉を使っている」場合、要注意です。読者様の中には何を指しているのか?がわかりづらく感じる方も…また、文章が長くなる観点から使いたくなりやすいですが、使用する場合は「わかりやすく」使えるように気をつけましょう。
日本語は使い方が難しく、「みなさん」を使ってもおかしくない所もあります。また、有名人・著名人でファンが多い場合は。皆さんと使っても違和感はありません。一方であなたがこれからファンの方を作っていく場合は、意識して使用頻度を減らす方がいいでしょう。
ジャッジしない
特に発言や自分自身に自信がなかったり、成長して変わった場合に多い表現です。1つの出来事に対して「良い」「悪い」「ひどい」などのジャッジを表現してしまうこと。ですが、読者様の中には「今あなたと同じ思いを抱いている方」もいるかもしれません。そこでジャッジしてしまうと、その読者様を否定してしまいます。
思い≠ジャッジです。あなたの思いを表現するのは大切です。ですが、それをあなたがジャッジする必要はありません。そこを判断するのは読者様です。ジャッジしがちな場合、あなたの思いや感じたことを表現するように、意識すると「この言葉ジャッジしてるかも?」と気づきます。
完成後は音読を
音読は時間が許す限りオススメです。目で追っているだけでは気づかないことも、声に出すことで気づくことがあります。誤字脱字や文章の癖など。今まで何度も見ていたはずですが「確認していたつもりで見ていただけ」ということもあります。
声に出すことで、気づくこともあります。自分の個人・脱字や癖は気づきにくいもの。反対に他人のものはすぐに気づいたりしますよね♡方言や個性派直す必要はありませんが、読みやすい表現になっているかの観点から、音読はオススメです。
多くの方に届けるからこそ気をつけるポイント
ホームページやブログ、SNSは多くの人に届けるツールです。不特定多数の方に届けるからこそ、意識して頂きたいのが「言葉遣い」「伝え方」です。興味を引くキャッチーな言葉やタイトルを使いたい気持ちもわかります。ですが、読者様はあなたの全ての投稿を投稿やブログを読むとは限りません。他の記事で適切なことを書いていても、その記事が読まれなかったら、その方の認識は間違ったままです。
情報リテラシーが求められる今ですが、あなたの表現次第で変えられることもあります。あなたとお客様・読者様を守るためにも、表現には気をつけて頂きたいと思います。
それは「目を引く」以外にも「断定的」「否定的」「限局的」な表現などです。「伝えたい」「届けたい」と熱い思いがあるからこそ、表現が強くなることもあります。ですが、ホームページ投稿に限らず、ブログやSNSは全て、発信した時点であなたの手から離れて、受け取り手のものになります。あなたの伝え方や言葉は読者様の癒しや勇気になる一方で、凶器になる可能性もあります。発信者だからこそ、表現には一層の注意を払って頂きたいと思います。
終わりに
ホームページの投稿やブログは文章で伝えられる利点がある一方で、言葉の使い方には注意が必要です。直接話せば伝わることも、相手の捉え方次第では全く別の受け取り方になってしまうことも…だからこそ、「多くの人に届ける」ということを忘れずに「お客様に届ける」意識を持ちましょう♡
お読みいただき、ありがとうございました。